スタジオSOWAKA
スタジオSOWAKA
日本では未だに妊婦と運動はなじみの少ないもの。ところが産科診療ガイドラインでも、ある一定の条件を満たしている妊婦であれば運動を推奨しています。
ただし、妊娠中は大きなカラダの変化を伴うため、正しい方法で行わないとあっという間にトラブルを引き起こすこともあります。
しかし現状、トレーナー、ピラティスインストラクターなどの国家資格はなく誰でもなれてしまいます。そのため、1日2日で民間の資格を取り肩書のみでお仕事をしても問題にはならないのです。だからこそのトラブルも増えているのが現実です。
ましてや妊娠中の運動中に万が一トラブルが生じた際に、すぐに産婦人科専門医につなぐことのできない環境で行うことは大変危険です。
そのため、TOIROでは知識と経験のある有資格スタッフと理学療法士がマタニティピラティスとトレーニングを産婦人科専門医や助産師が在籍する敷地内のスタジオにて行います。
ピラティスとトレーニングにはどちらにもメリットがあり、理想は妊娠前から取り組むことです。
早いに越したことはないですが、取り組もうと思ったその時から開始しても決して遅くはありません。
「自分の身体を知り、大切にする。」
これから「産み、育てる唯一無二の貴女のカラダ」を自分で創り、安産と産後のスムーズな回復につなげませんか。30代から始まる筋力低下。正しくケアしていかないと、老後自分のチカラで歩行すらできなくなることもあります。この時期に運動習慣をつけることは生涯において役に立ちます。
ピラティスとは、ドイツ人看護師のジョセフ・H ピラティス氏が、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したエクササイズです。
体の深い手の届かないところにあるインナーマッスルを強化し、体全体のバランスを整えることで、美しい姿勢となり、身体の動きが滑らかとなることで理想的な体と健康に導いてくれます。
頭、首、背中の正しいポジションを意識してのエクササイズは、インナーマッスルが鍛えられ、姿勢が改善され体が正しく動くようになります。からだの動きが滑らかになるのでボディラインも美しくすることができます。
また、インナーマッスルが鍛えられるため、体幹が安定し正しい動作ができるようになるため怪我や身体のトラブルの予防にもつながります。
筋トレというと、筋肉ムキムキになるのではないか?女性らしさを失ってしまうのでは?と思う人も多いかもしれません。
しかし女性は男性に比べて筋肉が付きづらく、相当追い込むようなトレーニングや激しい食事制限をしない限りいわゆるマッチョにはなれません。
また、皆様が想像するようなマッチョな体格を目指すものは競技であり、SOWAKAが皆様に推奨するものではありません。というのも妊娠するためにも、妊娠を維持するためにもある程度の脂肪が必要となるからです。
インナーマッスルを重視したピラティスとの違いとして、トレーニングは主にアウターマッスルを鍛えるところにあります。
妊娠出産はとても素敵なイベントではありますが、身体が大きく変化するため運動をしなければ見た目の変化も大きく伴います。アウターマッスルを鍛えることで健康的なメリハリのある女性らしいボディラインを手に入れることができます。また、筋肉量を維持増進することができるのも大きなメリットです。
私たち人間の体では、30代後半ごろから筋肉が落ち始めると言われています。これを「サルコペニア」と言い、具体的な数値で表すと「1年で体重の1%の減少」とされています。そのため厚生労働省のガイドラインに週2-3回の筋肉トレーニングを推奨することが追加されました。国が必要だと判断したのです。筋肉をつけることは基礎代謝の増加にも繋がり太りにくい身体になります。
ただしピラティスとトレーニングに共通して言えることは、正しい知識と姿勢が必要です。動画のみではわからないので、正しい知識を得て正しい姿勢で行えるようになるまでは自己トレーニングはかえって怪我や体の故障の原因となります。特に制限の多い妊婦さんや産後の女性が自己流で運動をすることは危険を伴うため、安心して主治医のそばで行うことができる、知識のあるスタッフの元で運動することができるSOWAKAを作りました。